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電子チャートの種類

C-MAP CM93 

C-MAP CM93

ノルウェイのC-MAP社が独自に作成したベクトル形式の電子チャート

C-MAPには、 NTやMiniなどいくつかのグレードがありますがこちらは、CM93といってハイエンド商品

いかなる装置で使用されても海図とは認められない。 電子参考図のカテゴリー 

 

記事後半
C-MAPは、各国の海図を素にC-MAP社独自のフォーマットで作られたベクトル形式の電子チャートです。 彼らは、海図の刊行元とは正式に契約を結んで対価を支払っていると明言していますが、そうではないケースが数多くあります。 見栄え(プレゼンテーション)は、オフィシャルチャートのIHO ENCと同等と言ってもよくENCの整備が手薄な海域では、ECDIS(大型船用表示システム)でも良く使われています。 情報の信頼性は、民間会社によるもので何も保証されていないと言っていいでしょう。 従来CD-ROMメディアで供給されていたCM93ですがデータ量の増加により最近では、CD-ROM版に改補データが収まりきらなくなっています。 アップデートしても位置の変わったブイの情報が反映されないなどの問題が起きています。 C-MAP社はレポート頂ければ訂正しますと言っていますが、利用者の報告が無ければ改正の対象に入らないのでしょうか? 見栄えがオフィシャルチャート(IHO ENC)とほとんど変わらないので、注意が必要です。 C-MAP社は、GPSプロッターなどの組み込み機器向けにも、違うシリーズの電子チャートを販売していますが、ハイエンドのCM93でさえこのような状況ですので、使用されるときには必ず海図と照らし合わせて使用することをおススメします。  CM93で航海していて、実際の航路標識と表示が違っていて海上保安庁に文句を言ってきたケースが有るとか無いとか・・・・。 そのくらい見栄えは良いのです。

 

外部リンク Jeppesen Norway

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